2020/06/16
以下、アメブロから↓
こんにちは。
沖縄は梅雨明けしたみたいです
いよいよ、長く暑い暑ーい夏が本格的に始まりますね今年は特に!マスク熱中症に気を付けながら過ごしましょうネ
さて、ちょっとブログの間隔空いてしまったので、先週のサロンの常連様の話なのですが、
この春、コロナ自粛期間の3月、4月くらい、
コーヒーと牛乳でカフェオレみたいにして家で飲む機会が多かった、と。
そしたら、変な話、便の状態が今までと変わってきた…
との事で。
ではどんな風に変わったかと言うと、
粘性が前よりある感じ、、
フムフム。
これはですね、アーユルヴェーダ的に説明が出来ます。
このお話のポイントは、
牛乳
です!!
…と、その前に、
便の状態は、健康のバロメーター
とても大切です。
そしてその変化にちゃんと気付くことも素晴らしいこと
例えばアーユルヴェーダでは、
黒っぽくて、硬い便、コロコロした便は、
ヴァータ の過剰
黄色や赤っぽい便、軟便、下痢気味は、
ピッタの過剰
そして、
重く、粘度があって粘液を含んだような白っぽい便は、
カパの過剰
といったように、今のドーシャの状態を表しています。
(ドーシャとは、アーユルヴェーダでは健康と病気をコントロールするエネルギーのようなもの。ヴァータ 、ピッタ、カパと言われる3つのドーシャが、自然界にも人の中にも存在する。)
アーユルヴェーダでは、
ドーシャの過剰=アンバランス、不調
を意味します。
※ですが、平均化していることがベスト、という意味ではないです。人それぞれドーシャのバランスは異なり、それで良いのです。自分のドーシャバランスを知ることが大事。
つまり、
便の状態で、今、自分は何のドーシャが過剰になっているのか?が分かるのです!
こちらのお客様の場合は、
カパが過剰になっている、ということが分かりました。
では話を戻しますと、
カパを過剰にしてしまった原因は、おそらく、
牛乳?
です。
実は、アーユルヴェーダでは牛乳は、
カパを憎悪してしまう食品に入るのです
それぞれのドーシャにそういった憎悪させてしまう食品分類があるのですが、今日はカパについてだけ触れますね。
カパを過剰にして不調をもたらすものは、
ラサ(味)で言えば、
甘味・酸味・塩味
グナ(性質)で言えば、
冷性・重性・湿性
これはアーユルヴェーダの食事法における大事なポイントです
そして問題の牛乳は、
甘味で冷性に該当します。
また、粘液を分泌させる性質があります。
確か、ヨーグルトも食べるっておっしゃっていた気もしますが、ヨーグルトも粘液を分泌させる性質のあるものに分類されます。
カパが憎悪すると、体の中に粘液が溜まり、
こんな症状が出てきます。↓
・過度な眠気
・鼻炎、鼻詰まり
・花粉症
・喘息
・体重が増える
・動きが鈍くなる
・無気力
・怠さ、怠惰
・消化不良
・むくみ
・冷え
・口の中に粘り気、甘味、塩味を感じる
など…!
皆さま、上記のような症状が出ている時は、
ちょっと食べたものを思い出してみてください
他に、カパを過剰にする食べ物は、
小麦、炭水化物、チーズやヨーグルトなどの乳製品、瓜類、酢、梅干し、ココナッツ、かぼちゃの種子、漬物、レンコン、餅(団子など)、砂糖類、バナナなど甘い果物、スナック菓子、ナッツ類…
いかがでしょうか…
何か思い当たる節はありませんか
私もだいぶ過去にですが、
季節は春、カパの増えやすい時間帯、当時はまだ花粉症、という条件の元、
通勤途中にココアを飲んでしまった、
で、もうその日の午後から花粉症の鼻水が止まらなくて止まらなくて…ひどくなったことがあります その時の施術は大変だったー(笑)
ほんとにちょっとしたことなんですけど、原因ってあるものなのですよ。
今回のお客様の場合、
生活背景なども考えられます。
デスクワークなど、座っている時間が長い、
というのもカパを増やします
きっとそういう方は多いと思いますが…
特にこのコロナ期間は、在宅ワークで出勤しない分、歩く時間もいつもより少なく運動不足になりがちな人も多かったはず
それに在宅だと、ついつい何かつまみながら仕事しちゃいますよね〜!
結果…いつもより食べてたりして
そうそうそれに季節もっ
季節で言うと、
ポカポカ陽気の春はカパが過剰になりやすい季節なのですよ。。。
どのドーシャタイプの人でも、ですが、
カパタイプの人は特に影響を受けます
今回のコロナは、
・雪解けからの春
・花粉症の季節
・在宅勤務、自粛生活による運動不足
・在宅勤務、自粛生活による食べ過ぎ
沖縄は、、、
もう湿度も高くなってきていましたよね
湿度もカパを増やします。。
…と、カパが憎悪する要因が沢山でしたね…
じゃあ、そこでどうするか
カパ的な症状が出ている方や、コロナ太りしちゃったよーーという方はですね、
食事で気を付けることは、
まずは、先ほど挙げたような食品類を避けること!
そして、
辛味・苦味・渋味
を意識的に摂ること!
ショウガ、コショウ、ワサビ、トウガラシや、スパイス類を料理に積極的に取り入れたり、
緑葉野菜、春野菜、豆類、緑茶などタンニンを含むハーブ、
野菜は具体的に言うと、
アスパラガス、ビーツ、ブロッコリー、ゴボウ、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、にんにく、ネギ、レタス、からし菜、おくら、ピーマン、ほうれん草、夏のかぼちゃ、かぶ、ナス等。
果物は、
りんご、プルーン、ザクロ、クランベリー、杏、干しぶどう、いちご、乾燥いちじく
動物性のものは、
白身鶏肉、淡水魚、卵、小エビ
甘いものが食べたい時は、
ハチミツ?
などが、オススメです
ハチミツは甘いですが、アーユルヴェーダの考え方では、これは例外なのです!
ハチミツについては、また別の回で書きましょう
あ、乳製品もギーは大丈夫!!
レイナニデリ&カフェのスイーツはギーを使ってます♪
そして、
温かいものを食べる。
乾燥したものを食べる。
食べ過ぎない。
調理法は、
焼くのがオススメ!
です
ちなみにカフェオレっぽいものを飲みたい時は、
牛乳を豆乳に変えると良いですが、
やっぱりちょっとコクに欠けるんですよね〜…^_^;
以前に、カパ向きなうちのお店のデリについても書いたので、そちらも良かったらご参考までに♪
あとは運動!!
カパタイプの方には特に!!とても大事です
外に出ない人は、お家でエクササイズも是非してください
とは言え、運動が苦手な人、続かない人は、
食事だけでも意識するだけでほんとに変わりますよ
私はかつて、産後太りが戻らなくてどうしようという友人に相談された時に、
辛味・苦味・渋味のことをとりあえず伝えました。
そしたら、1か月後くらいには、
ほんとに戻ってきた…
という報告も受けました
※妊娠中も女性はカパが増えます。
サロンで出来るケアとしては、
前々回かな?にブログでも書いたガルシャナがオススメ。
アーユルヴェーダのカパを減らす乾性のマッサージです
便の状態を観察することは、今の食生活を見直す切っ掛けにもなります
今回のサロンのお客様は、
食物繊維も不足気味だった自覚も…
とおっしゃっていました!
食べたものは身体に正直に出ます
変化を見逃さないことが不調を悪化させずに食い止めます
是非習慣に〜
最後に、本土の方はこれから梅雨に入ると思うので、梅雨はカパも増えやすくなるので参考にされてみて下さいね
沖縄は夏
今度はピッタ体質の話題にしようかな
ではでは、お読み頂きありがとうございました
Lei Nani
Misa